時の思い出
ベッドの端には折り畳まれた車椅子が置いてあった。



さっきから目の端には移っていたんだ。


こんな足の状態じゃ歩けないだろう。


車椅子で生活して大好きな野球が出来なくなった今、駿介はどんなに苦しんだのか、考えると私まで胸が苦しくなる。
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