殺し屋たちの異世界転生
「……え!?!?」

「どゆこと…」
「さっきの服は…?」
「変身…にしては早いしてかそもそも今変身する必要がないし」

 私はレースがついた薄い紫色のシャツワンピース、アリアはちょっと大きめサイズの白Tに黒のプリーツミニスカート。
 ルーナはパフスリーブの白ブラウスにピンク色のマーメイドスカート、クレアは……黒ブラウスにワインレッドのタイトスカートだ。

 私たちが勝手にいろいろしゃべっていると、頭上から声がした。

『お前らは 異世界に転生した……』

 え、誰!?!?

『いろいろ あってだな、 今日から この世界で 生活 してもらうことに なるのだ。』

 いろいろってなんですかね、、。

『転生とはいえ、元の世界のお前らは 遠い国に 留学したということに なっている。安心 しろ。』

 はぁ。

『それと、お前らの先程まで着ていた服を街中で着ているとだな、なんでもこの世界では変な人だと思われるらしい。我もよく知らないのだが、特にルーナとクレア。注意だそうだ。気を付けろ。』
 
 不思議な感性の世界なのか。

『 この世界の お前らの家に、この世界用の 服と 先程の世界で着ていた服を たくさん用意してある。ちなみに4人で 暮らすんだ。』

 4人なら安心かも。いつ異世界系のドラゴンが襲ってくるかわかんないし。

『質問は あるか?』

 この声に、まずはアリアが。
「えーっと、質問。誰ですか」
 またいきなりズバッと……。

『我は……お前らの世界に住んでいたものだ』

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