仕事家事育児に忙殺されている私は、高級将校の夫を吸うことにした。思うぞんぶん!
 私はどこにでもいるちょっと太めの主婦。実家は国の南半分を管理する侯爵家で、父親違いの弟はこの国を治めているけれど、私自身は至って普通の三十代の主婦だ。

 そんな私には王城で働く騎士の夫と、三人の娘と一人の息子がいる。上の三人娘は全寮制の兵学校に通っていて、今、私は五歳になる末っ子長男と二人暮らしをしていた。

「……もうっ! 限界っっ!」

 テーブルの上にドンッと積まれた書類に向かって私は吠えた。これはすべて、私が決裁せねばならないものだ。
 私は侯爵家の一人娘。夫は婿だが家を継いでいないので、領主業の一部を私が担っていた。ちなみに実家の父は元気で、今日も単騎で領内を駆けずり回っているはずだ。

 家事と育児をしながら、膨大な書類と戦う日々。やってもやっても終わらない仕事に私は忙殺されていた。
 ストレスが溜まりまくっている私の手は、自然とテーブルの隅にある籠へ伸びる。籠のなかには子ども達のおやつの残りのドーナツがあった。

「……おいしい」

 自分で揚げたドーナツ。ひとくち口へ運べば、素朴な甘さが疲れた身体に沁みる。毎日のように痩せたいと言っているのに、どうしても仕事中の間食がやめられない。カリカリとした表面と、しっとりした中身のバランスが堪らない。これならいくらでも食べられそう。
 拳大のドーナツを五個平らげたところでハッとなる。

「い、いけない……!」

 また食べ過ぎてしまった。ふと視線を下へ向ける。ますます太ましくなったお腹まわりに戦慄する。
 お砂糖まみれになった口を拭いながら唸る。このままではいけない。このまま太り続ければ、入るドレスが無くなってしまう。

 食べること以外でストレスを発散させる方法をなんとか考えねば。
 私は籠にある残りのドーナツを口へ運びながら、頭をひねった。お残しは厳禁である。



 ◆



「珍しいな、城まで訪ねてくるだなんて」

 数日後、私は王城内にある中庭に夫を呼び出した。
 今、私たち夫婦は近居には住んでいるものの、家庭の事情で別居していた。
 夫を呼び出した理由はただひとつ、ストレスを発散するためだ。
 
「近くまで来たので〜〜」

 いつもよりもちょっと良い服を着た私は、えへへと笑いながらしなを作る。王城内ではさすがに普段着ているエプロンドレスでは歩けない。
 
 久しぶりに見る夫は相変わらず惚れ惚れするほどカッコ良かった。すらりと背が高く足が長い夫は、タイトな騎士服を見事に着こなしている。外套を翻しながら歩いてくる様は、背景が光輝いてみえた。
 夫に逢うたびに思う。彼は本当に私と同年代なのだろうか? と。三十代後半になっても体型を維持しているだけでも凄いと思うのに、夫は頭の先から爪の先まで美しい。
 癖のない短い黒髪を軽く後ろへ流し、些か造作の整いすぎた容貌を惜しげもなく晒している。人並み外れた美形である夫には、人外だという噂がたびたび流れていた。
 ……まぁ、中身は至って普通のお父さんなのだけど。この間も『最近長女が口を利いてくれない』と嘆いていた。


「そうか、何か用か?」

 わざわざ訪ねてきた妻に、夫の態度は少し素っ気ないように見える。しかし夫に悪気はないことは分かっている。だてに十八歳の頃から十七年、連れそってはいない。……ん? 十八年だったかな? その辺りの年数が曖昧になるぐらい、私たちは長い間夫婦をやっている。

 宮仕えの夫は忙しい。私はいきなり本題を切り出した。

「今日は旦那様にお願いがあって参りました」
「お願い?」
「旦那様の匂いを嗅ぎたいのです」

 突拍子もない私の願いに、夫の綺麗な顔が一気に怪訝なものになる。夫の眉根に皺がぐっと寄った。
 そう、私のストレス解消法とは夫の匂いを嗅ぐことだ。

「何故……」
「旦那様の匂いを嗅ぐと、リラックス出来るのです」

 私のなんてことのないお願いに、何故か夫は額に手を当てて瞼を閉じている。あっ、この顔はアレだ。何か深読みしている時の顔だ。
 夫はパッと見文官に見えるぐらい、体型や外見はちょっと騎士らしくないが、実は歴戦の戦士である。物事をそのまま捉えるような思考をしていない。若く見えるが、これでも近衛騎士団ナンバー2の高級将校なのだ。幾多の戦場を渡り歩いてきたせいか、夫は物事の裏を読もうとしてしまう。

「……何か、あったのか?」

 私が匂いを嗅がせろと言っているのに、夫はそう易々と吸わせてはくれない。夫は何か勘繰っているようだ。

「何か? う〜〜ん、ちょっとストレスが溜まっているだけです」
「そうか。まずはストレスの原因を話してほしい。何か俺の方で解決できることがあれば善処しよう。また領の仕事が溜まっているのか?」
「いや、そんなことはどうでもいいですから、スーハースーハーさせてください」
「対症療法をしたって、一時的にはラクになっても、またすぐに辛くなる。それより根本的に問題を解決したほうがいい」

 夫は近衛騎士団の上から二番目に偉い、ばりばりの指揮官。まぁなんというか理論派だ。私の「日常に疲れたから、ちょっと甘えたい」という感情が理解できないのだろう。昔は私のわがままを何も言わず受け入れてくれていたこともあったのだが、今は自分が納得しないと動いてくれない。
 でも、頭の固い夫を理詰めで説得するのは面倒だ。私はただ単に夫の匂いを嗅いでストレスを吹っ飛ばしたいだけなのだから。

「おい、聞いているのか?」

 黙ったまま俯いた私の頭上から、夫の戸惑ったような声が聞こえてくる。私は夫の言葉に返事をしなかった。両腕をバッと広げると、そのまま夫に抱きついた。
 そして──

「すんすこーー! すんっっ、すすんっ! すごごごぉぉぉーーーっっ‼︎」

 夫の厚い胸板に顔を埋めた私は、全力で鼻をふんふん動かして夫の匂いを嗅いだ。騎士服の下に胴着を身につけているのか、胸板は固い。でも柑橘のような爽やかな良い匂いがした。夫がいつも付けているコロンの香り。私はこの匂いが大好きなのだが、コロンだけではこの匂いは出せない。夫がつけてこそ、好きな香りになる。

「ふごっっ、ふががっっ! ふごごごごっっっっ‼︎」

 清廉な白ばら園に響き渡る、私の鼻音。
 夫は突然の状況に戸惑っているのか、身体を硬直させて、されるがままになっていた。申し訳なくなってきたが、超絶美形の夫相手じゃないと癒せないものがあるのだから仕方がない。ああ、なんて品の良い匂いなんだろう。騎士服越しに伝わってくる体温にもホッとした。日頃の溜まりに溜まったものが、スッと溶けていくような気がする。やはり夫の匂いは良い。最高。出来れば生身の夫の胸板に顔を埋めたいが、その要求はちょっとわがまま過ぎるだろうから遠慮する。


「……ぷはっ、ありがとうございました!」

 しばらく夫の胸元でふがふがやっていた私だったが、かなり気が済んだ。やはり夫を吸うのは疲れに効く。
 顔をあげ、夫の身体から腕を離すと、夫は「何が何やらさっぱり分からない」と言った顔をして、固まっていた。

「すごく元気が出ました! 限界が来たらまた来ますね!」

 私は夫が呆然としている間に帰ることにした。
 またお説教を喰らうのは面倒だからだ。

 くるりと身を翻したところで、がしりと片腕を掴まれた。

「な、何ですか?」
「帰るな。俺の部屋へ来い」
「で、でも、これからお夕飯の支度をしないと……」
「今夜は家族でどこかへ食べにいこう。息子の迎えには使いをやる」

 私の腕を掴み、そう言う夫は口の端だけ吊り上げた。
 張り付けたような笑みが怖い。背中から嫌な汗が流れた。



 ◆


 今日、夫は元々非番であったらしい。それでも騎士服を着て何か変わったことがないか王城内を見て回る夫は仕事熱心というか何というか。倒れないか心配になる。

 夫の部屋は王城敷地内にあった。王城内には騎士団の人間や関係者が住まう一角がある。私と息子も、ここに夫と共に暮らしていたことがあった。別居した理由は、息子の進学だ。息子は街の学校に通うことになったが、王城敷地内からだと徒歩で通うのは少々難しい。私と息子は街の学校の近くにある、母子寮へ移り住んだ。

 久しぶりの夫の部屋。なつかしいなぁと思って首を巡らせていると、ふいに夫に抱き寄せられた。

「ちょっ! ちょっ……ま……」

 抵抗する間もなく、肩口に顔を埋められ、腰まわりに手を回される。私が突然のことに身体を硬直させていると、だんだん行為はエスカレートした。感触を確かめるような手つきで臀部を撫で回され、首元に唇を寄せられた。髪の毛ごしに感じる吐息に背中がゾクッとした。

「あの、あの……」
「……自分ばかり一方的に欲を満たして、良いと思っているのか?」
「ひっっ」

 夫は怒っていた。淡々と怒っていた。
 地を這うような声が耳元でして、戦慄した。

「脱ぎます……」

 これはもう観念しなくてはならない。最近さらに太った身体を晒すのは辛いが、仕方がない。夫だって、私と別居して溜まるものがあったのだろう。
 夫は超絶美形な騎士だが、浮気をしない。態度はそっけないし、物言いはつっけんどんだけど、ずっと私一筋なのだ。
 夫の手が私の輪郭をなぞり、顔を上向かされた。


「……っっ」

 すぐに重ねられた唇。感触を確かめるようにゆっくり這っていた口づけは、すぐに性急なものとなった。苦しくなって開けた口の端から、舌をねじ込まれる。

 抱き合うのも久しぶりなら、口づけを交わすのも久しぶりだった。柔らかな口内を舌先でなぞられるたび、背中や腰がぞくぞくした。でも、嫌な感じではない。
 息苦しさを感じたところで、口を離される。

「……そんな顔をするな」

 私がキスのあとに息を荒げていると、いつも夫は良い声でよくわからない事を言う。夫は顔もスタイルも良いが、声も良い。声だけで妊娠しそうになるが、さすがにこの歳で五人目は産めない。

「どんな顔ですか?」
「反抗的で、そそられる」
「いや、もう、ここまで来たら諦めてますよ……」

 性交するのは別にかまわないし、むしろしたい。だが、この怠惰を極めた弛んだ身体を夫に見られたくない。三十代の乙女心は複雑だ。


 ◆


 お互いに服を脱がせあい、皺にならないようにハンガーに掛ける。几帳面な夫は脱いだ物が散らばった光景を好まない。

 丸裸になった私は、お腹の前で腕をクロスさせた。
 下唇を噛んで俯く私に、夫は首を傾げる。

「……なぜ身体を隠そうとする?」
「恥ずかしいからに決まっているじゃないですか! こんなだるっだるの身体で……」
「いつも気にしないと言っているだろう?」
「私が気になるんです!」

 想像してみてほしい。自分は全身むっちりした紛うことなきデブなのに、今から対峙しようとしている相手は、無駄なところが何一つない完璧な体型をしているのだ。適度に盛り上がった肩と胸板に、くっきり割れた腹筋。ああ、夫は私の二歳半上なだけなのに、何故にこんなに体型に差がつくのか。
 しかも信じられないことに、夫の股間にあるものは緩く勃ち上がっている。私の一体どこに興奮する要素があるのだろうか。

「余計なことを考えず、君は俺に身を委ねていればいい」
「いや、無理ですよ」

 無理だと言っても、まあまあと言われてベッドの上に組み敷かれてしまう。ああ、何故こんなことに。私はただ、夫の匂いに癒されたかっただけなのに。

 大きな枕を背にベッドに寝そべった状態で、今度は啄むようなキスをされた。こういう淡いキスも興奮する。唇を何回か重ねているうちにその気になってきて、私は夫の首に腕を回した。私から抱きつくと夫は嬉しそうに言った。

「やっとその気になってくれたか」

 夫は私にキスしながら、体型の割には膨らんでいない乳房をやんわり掴み、指先で弾くようにその尖りを弄っている。胸の先から感じるじれったい快感に重い腰が浮いた。

「もうなっていますよ……あぁっ!」

 芯をもった胸の先に、ふいに吸いつかれる。乳首が温かくてぬるぬるしたものに包まれている。ただそれだけなのに、気持ちが良すぎて少し泣きたくなった。白い胸に毛先が当たって、ちくちくする。
 両方の胸の先にそれぞれ吸いつかれたあと、夫の顔は腹部の方へ降りていく。

「そ、そこは……ひぁっっ」

 何故か夫は、ぶよぶよになった私のお腹に顔を埋めている。一体何のつもりなのだろう。さすがに恥ずかしくて、私は抵抗しようと夫の髪に触れるものの、彼は意に介さない。へそのまわりを舐めたり吸ったりしている。お腹の感触を確かめるように、じっとり這わされる舌の感触に変な声をあげるのを止められない。

「柔らかくて、気持ちがいい」
「ただの贅肉ですけど……」
「このふわふわの身体がいいんだ。触れているだけで、癒される」

 夫の言うことは良く分からない。でも、私が夫の匂いを嗅ぎたいのと同じ意味合いかもしれない。私たちはお互いに癒しを求めているのだ。

 私の身体を揉んだり舐めたりしていた夫は、本格的に興奮してきたのか、股間にあるものの角度が上がってきていた。そろそろ強張りを癒してあげなくては。

「舐めますか?」
「いや……君のなかに入りたい」
「どうぞ」

 お互いに避妊薬を飲んでいるので、挿入行為をしても妊娠はしない。私は膝を立てた脚をさらに横へ広げた。

「あっあっ……」

 キスと愛撫ですっかり興奮してしまった私の秘部は潤っていた。蜜口に押し当てられた肉棒の穂先はぬるりと埋められ、肉の隘路は難なく夫の剛直を呑み込む。脚の間が自分の身体とは思えないほど熱を持っている。久しぶりに感じる熱に、それだけで快楽の高みへ昇りそうになった。

「痛くないか?」
「だ、大丈夫です……動いてください」
「ああ……」

 身体の両脇に手をついた夫は、慎重に腰をすすめはじめた。潤ったなかで抽送されるたびに、もどかしい快感が沸く。ぞくぞくしすぎて足先が痺れてきたかもしれない。私は夫の背に縋った。

「何だ?」
「もっと激しくしてください……焦らされて辛いです」
「久しぶりなのだから、ゆっくり進めよう。怪我をするぞ」

 そう言いながら、夫は片手で私の片側のお尻を掴むと、身体を引き寄せ、角度を工夫しながら快いところを攻めてくれた。肉棒の先がある一点を掠めると、びくびくっと腰が浮き、私は久しぶりに絶頂を迎えることが出来た。目の前が一瞬白くなり、ちかちかする。

「あっ……あ……」
「もうイッてしまったのか」
「ああぁ……あぁっ、だめ……気持ちいいです……! ひっっ!」

 今度は耳孔のまわりを舐められた。ここも私の弱いところで、秘部だけでなく、ぴちゃぴちゃと水音がして、耳まで犯されているような気がする。女陰でずっぽり咥え込んだ夫の雄をぎゅうぎゅう締め付けてしまう。夫も気持ちがよいのか、汗に濡れた顔で笑っている。いつも不機嫌そうな夫だが、私を攻め立てている時だけはごきげんだ。

 夫が起き上がり、私の股の間に手がのびたと思ったら、膨れている淫芽に触れられた。

「あああっっ!」
「はぁっ……もっと締め付けるんだ」

 夫は媚肉に自身を締め付けられると喜んだ。私の膝を掴むと、愛液でべっとり濡れた中をがつがつと抽送しはじめる。お腹の天井に響くように突き上げられると、もはや悲鳴はとまらなくなる。
 結合部からはぐちゅりぐちゅと、ぬかるみを歩いているような音がした。

「ひっっ、ひぁっ! あぁっ……あっ」
「あぁっ、もう出そうだ」
「な、なかにください……!」

 なかに出されても妊娠するわけではない。夫は低い呻き声を出すと、媚肉のなかへ熱い昂りを吐き出した。ぶるんと、なかで雄が跳ねる感触がする。熱い体液がじわりと広がった。
 はぁっ、はぁと荒く息を吐き出しながら、天井を見上げる。
 眉尻を下げた夫が私の額を優しく撫でた。

「すごく良かった」
「あっ……」

 肉棒を引き抜かれる感触に声が漏れた。脱力する私の身体を、夫はタオルで丁寧に拭いてくれている。
 私は何かを吐き出したわけではないのに、すごくすっきりしている。身体はだるいのに、溜まっていたものが流れていった感覚がするのは何故だろう。

「身体はどこか辛くないか?」
「大丈夫です」

 私に水が入ったグラスを渡しながら、夫が尋ねてくれる。夫は普段の物言いは冷たいが、何かと私を気遣ってくれる優しい人なのだ。


 今夜はお夕飯を作らなくてもいい。まだ息子が帰る時間まで少しあるので、ベッドでまったりすることにした。

「……すんすん」
「今は汗臭いだけだぞ」
「これはこれで……すんすん」

 裸で抱き合いながら、夫の胸の谷間に顔を埋める。夫が言うほど汗臭さは感じない。言葉では上手く言い表せないが、なんとなく好きな匂いがする。
 またするすると、夫の首に腕を伸ばす。

「もう一回したいのか? 仕方がないな」

 仕方ないと言いつつも、夫はどこか嬉しそうだ。
 おかわりが欲しいわけではないが、もっと夫とベタベタしたいと思ったのは事実。
 私たちは時間いっぱい、イチャイチャした。




 ◆



「おいしい!」

 幼い息子のご機嫌な声が、円卓に響く。

 あの後、使いの人に連れられた息子と合流し、夫が手配した料理屋さんへ行った。息子は久しぶりに大好きな父親と一緒に夕飯を囲むのが嬉しいらしく、ずっとはしゃいでいる。

「学校は楽しいか?」
「うん、楽しいよ!」

 新鮮な海産物が並んだ円卓。夫は器用にエビやカニの殻を剥きながら、息子に話しかけている。
 私は夫が剥いてくれたカニの身を食べながら、向かいにいる父子の仲良さげな光景に見つめていた。
 夫は的確なタイミングで「お水飲むか?」と息子に聞いていて実にかいがいしい。夫は見た目だけなら気難しそうな高級将校だが、実際は子煩悩な良いお父さんなのである。

 今日は思う存分夫を堪能出来た。お夕飯の準備も片付けもしなくていい。カニとエビも頬が落ちそうになるほど美味しい。

 私のストレスは見事に吹っ飛んだ。
 今日だけは。



 <おわり>
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