少女と過保護ーズ!!続

現在

「いや~、いつも美しいですな~八雲さん!!でへへ……!?」



自分の寝言で目が覚めた…。



「……つっ!?」



ズキン。



こめかみ辺りに鈍い痛みが走り、頭を押さえながら起き上がる。



「いやいやいやあたしってば、自分の寝言で起きる…なん…て…」



????????



「って…えっ!?アレッ!?ココ…どこ!?!?」



知らない場所。

知らない部屋に居た。



一通り家具の揃った普通の部屋のダブルベッドの上に、あたしは居た。



「あたし……」



????????



働かない頭で、なんとか思い出そうとすれば…。


そうだ。

皆が公道レースに行くのを見送って、あたしは花音さんとハゲーズと買い…物…に…。



『チビ姫っっ!!!!』


『逃げ…ろぉぉお!!!!』


「…あっ…あ…」



ハゲさんとゴブさんと…花音さんが仕事が終わるのを待ってたんだ。



思い…出した…。
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