航空王はママとベビーを甘い執着愛で囲い込む【大富豪シリーズ】
「産後クライシスって言葉も聞くが、芽衣子は嫌じゃないか? 俺に触れられても」
「嫌だなんて。むしろ、愛されたい……です」
恥ずかしさで尻つぼみになり、火照る顔を俯かせると、誠一さんはほっとした様子で「よかった」と言う。
「芽衣子を想ってひとりでするのはもう飽き飽きだ。じっくり愛させてもらうよ」
誠一さん、私がいない間ひとりでしていたんだ……って、妙な妄想をしちゃうから勘弁してほしい。
赤裸々な発言でますます顔を上げられなくなる私に、彼はおかしそうに笑っていた。
部屋に着くと、危ない物を片づけた広いリビングにお昼寝用の布団を敷く。誠一さんが抱っこしている間も恵茉はよく寝ていて、布団に下ろしてもぐっすりだ。
ゆっくりとはいかないけれど、夫婦ふたりだけの時間は取れそう。ちょっぴり照れつつ彼と顔を見合わせてクスッと笑うと、手を繋いで寝室へ向かった。
裸を見せ合うのももちろん二年ぶりで、なんだか初めての時みたいに緊張する。誠一さんと再会してからきちんとケアをするようなったけれど、恵茉を生んで体型は変わっているだろうし、単純に恥ずかしい。
求め合うキスを繰り返しながらベッドになだれ込み、服も下着も脱がされると、つい腕で胸を隠してしまう。
「どうしよう、ドキドキする……」
「俺も。芽衣子がすごく綺麗で色っぽいから」
「嫌だなんて。むしろ、愛されたい……です」
恥ずかしさで尻つぼみになり、火照る顔を俯かせると、誠一さんはほっとした様子で「よかった」と言う。
「芽衣子を想ってひとりでするのはもう飽き飽きだ。じっくり愛させてもらうよ」
誠一さん、私がいない間ひとりでしていたんだ……って、妙な妄想をしちゃうから勘弁してほしい。
赤裸々な発言でますます顔を上げられなくなる私に、彼はおかしそうに笑っていた。
部屋に着くと、危ない物を片づけた広いリビングにお昼寝用の布団を敷く。誠一さんが抱っこしている間も恵茉はよく寝ていて、布団に下ろしてもぐっすりだ。
ゆっくりとはいかないけれど、夫婦ふたりだけの時間は取れそう。ちょっぴり照れつつ彼と顔を見合わせてクスッと笑うと、手を繋いで寝室へ向かった。
裸を見せ合うのももちろん二年ぶりで、なんだか初めての時みたいに緊張する。誠一さんと再会してからきちんとケアをするようなったけれど、恵茉を生んで体型は変わっているだろうし、単純に恥ずかしい。
求め合うキスを繰り返しながらベッドになだれ込み、服も下着も脱がされると、つい腕で胸を隠してしまう。
「どうしよう、ドキドキする……」
「俺も。芽衣子がすごく綺麗で色っぽいから」