スイーツ🍰ラブ〜幼馴染からのプロポーズ!?実は溺愛されてました〜
*
翌日、12月25日。
洋菓子店は今日も忙しい。
昨日ほどではないけど、やはり朝から立ちっぱなしで、足はパンパンにむくんでいる。
そろそろ閉店だけれど、クリスマス仕様のカットケーキは、少しだけショーケースに残っている。売れ残ったケーキは、スタッフの人が安く買って家に持って帰ることが多い。
私も食べたいけど……昨日圭ちゃんのケーキを食べたばかりだしな……。
ここは、グッと我慢しよう……。
それよりも、そろそろお店を閉めないと……。
くるりと入口の方を向くと、昨日の男の子と、その子の母親らしき女性が来店された。
「あっ……いらっしゃいませ!」
笑顔で迎えると、女性は深々と頭を下げる。
翌日、12月25日。
洋菓子店は今日も忙しい。
昨日ほどではないけど、やはり朝から立ちっぱなしで、足はパンパンにむくんでいる。
そろそろ閉店だけれど、クリスマス仕様のカットケーキは、少しだけショーケースに残っている。売れ残ったケーキは、スタッフの人が安く買って家に持って帰ることが多い。
私も食べたいけど……昨日圭ちゃんのケーキを食べたばかりだしな……。
ここは、グッと我慢しよう……。
それよりも、そろそろお店を閉めないと……。
くるりと入口の方を向くと、昨日の男の子と、その子の母親らしき女性が来店された。
「あっ……いらっしゃいませ!」
笑顔で迎えると、女性は深々と頭を下げる。