私の先輩は未来の主治医
本編
ゴホッゴホッ
あーなんかこれ嫌な予感がするなーなんて思っているのは私目黒優佳13歳。高校1年生のなりたてホヤホヤだ。
そんな私は生まれつき喘息を持っていて、今は大好きな部活中なのに咳が出てしまっている。
「優佳ちゃん咳大丈夫?辛かったら早退してもいいよ?」
「ゴホッゴホッす、すみません大丈夫です」
先輩のにまで心配かけちゃった。
でも、、、部活を早退したくないな、、、
私は吹奏楽部に入っていて、クラリネットを吹いている。だから咳が出るととても吹きづらいのだ。
「おい」
「ひゃいっ、、、あっ花輪先輩お疲れ様です」
今私にぶっきらぼうに話しかけたのは高校3年でトロンボーンを吹いている花輪翔太先輩だ。
今私の通っている高校は吹奏楽部がとても強いので有名だ。
「お前咳をしているのであれば帰れ。咳をしていればうまく吹けないしみんなの邪魔だ」
うわー今のめっちゃムカついたーみんなの邪魔とまで言わなくても良くない?なんて思いつつもそんなことを先輩に言えるわけもなく、、、
「す、すみません。でも大丈夫です」
といってしまった。
でも花輪先輩はそんなんじゃ納得しなくて、、、
「それは本当だな?」
う、花輪先輩なかなか手強い、、、なら一旦お手洗いに行って吸入するか
「はい!一旦お手洗いに行ってきますね!」
ふーなんとか逃げれた。とりあえず吸入しよー
シュッシュッ
なんとか大丈夫そうかな。早く部活に戻ろー
なんて思っていた私はその日は何もなく過ごせたが次の日になり、、、
ゴホッ、、、ゴホッヒューゴホッ
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