私の先輩は未来の主治医
 「翔太は小児科か呼吸器内科になりたいと思っててこの2つを重点的に勉強してるんだ。
 優佳ちゃんは喘息だしまだ中学1年生だからどちらにも該当するわけ。
 だから翔太が一番いいかなって。この事を翔太に話したら自分の勉強にもなるしってOKしてくれたんだ」

 「そうなんですか」

 「そうだから明日と明後日は優佳ちゃんに入院してもらって明々後日に翔太には引っ越してもらおうと思ってるんだけどいいかな?」

 「えっにゅ、入院ですか、、、?」

 「うん。倒れちゃったしね。少し検査もしたいから」


 やだやだやだ入院するなんて、、、



 「せんせ、、、」

 「うん?どうした?」

 「どうしても入院しなきゃだめなの、、、?明日と明後日は絶対に安静にするし病院にも来るからお家帰っちゃだめ、、、?」

 「うーん、、、翔太が今日優佳ちゃんの家に泊まって、明日翔太が引っ越すって言うのであればいいよ。ただしなんか変だと思ったら翔太に言うことね」

 「うん!」

 「翔太もそれでいいよね?」

 「はぁ。まあいいよ」

 やったー!入院しないですんだー!!!

 「ただし家事とかはやっちゃだめね。あとなにか少しでも変だなって思ったらすぐに翔太にいうこと。わかった?」

 「はーい!!!先輩、先生ありがとう!ニコッ」

 「っ!\\\\」

 「先輩?」

 「な、なんでもない」

 ?変な先輩
< 5 / 8 >

この作品をシェア

pagetop