ワンニャン彼氏
「全然ええって
羽留香…
1つ質問してええ?」


「何?」


「なんで俺になんの
相談もしやんと
京都行ったん?」


「……………
それは…………」


「……………
俺怒らんし
ゆうてくれへん?
月曜学校で会うって
約束したのにけぇへんかったやん
俺心配なって家行ったねん
ほんじゃあおばちゃんが出てきて
羽留香熱出てるしか
ゆうてくれへんし…
日曜に家行ったら
誰も家居らんし…
月曜学校で羽留香転向した
ゆわれるし……
俺寂しかってんで?」


「ごめん……
羽留だって淋しかったで?
でも……
航太と離れるん嫌やって…」


私は泣いてしまった


「羽留香……
俺.羽留香居らんよーなってから
ずっとなんか寂しくて
誰かと付き合ったりしても
なんか違うって思ってた…」


「航太誰かと付き合ったん!?」


「えっ!?
うん…
羽留香ないん?」


「ないに決まってるやん!!
羽留は航太の事ずっと好きやって
誰かの事好きなるとか
無理やったもん!!
だから…
あっ…………
ごめん忘れて……」


「羽留香.俺の事好きやったん!?」
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