ワンニャン彼氏
そこで目が覚め
ふと横で寝ている
航太を見つめる


航太にこの気持ちを伝えたい
でも伝えてこの関係が
めちゃめちゃになったら?
そんなんいやや!!
黙っとこ
そーしよ!!


そんな事を考えていると
航太が目を覚ました


「え?
羽留香?」


「おはよ
航太」


「なんで羽留香が
俺の布団に?」


「一緒に寝たからやん」


「え?」


「昨日お風呂あがったら
航太寝てるから
羽留も寝たねん
アカンかった?」


「別にアカンくないけど」


「そっか
なら良かったわー」


「羽留香
もう帰るんか?」


「うん
着替えたら帰る」


「そっか…
送って行こか?」


「大丈夫
一人でいけるよ!!」


「でも……」


「大丈夫やって!!
航太心配しすぎー」


「そっか
それやったらええけど…」


「じゃあ帰るわ…
また月曜学校で!!」


「うん
気付けて帰りや」


「うん
ありがと!!
ばいばい…」


「ばいばい…」


航太の家を出て
私は家へと向かった
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