ワンニャン彼氏
家に着き
リビングに入ると
お父さんとお母さんが
座っていた


「羽留香
お帰りなさい」


「お母さん…
ただいま」


「羽留香
話しがあるから座りなさい」


「………」


私は黙って椅子に座った


「羽留香
お父さん達は離婚しない
心配かけてごめんな?」


「ほんま?
お父さん!!」


「ほんまや
でな.引っ越ししよーと
思うねん」


「え?
いつ?」


「来週には家を出る」


「どこ行くん?」


「京都に引っ越そうと
思ってる
大阪からは出よ」


「なんで?
航太と会われへんよーなるやん……」


「また大阪に戻ってくるから
ごめんな?」


「わかった…
羽留引っ越しするまでの間
学校行きたくない…
航太になんてゆうたら
いいんかわからんから…」


「わかった…
学校にはお父さんから
ゆうとく」


「ありがと
じゃあ片付けてくるわ」


そう行って部屋に入り
泣いた
航太に対しての気持ちに
気付いた途端引っ越しになって
航太にどんな顔をして
会えばいいのか分からんかった
この日は泣きながらそのまま
寝てしまった


その日から1週間がたち
航太に会う事もなく
私は引っ越しをした
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