“至って普通”の平凡少女は嫌われ者のヴァンパイアに あくまで優しく愛される。

ヴァンパイアの理性を破壊する声。

その声の持ち主の周りには常に甘い香りが漂い

それすらもヴァンパイアの理性を
正常では無くさせられる。

血は普通の人間よりも遥かに甘く

ヴァンパイアにとっては喉から手が出るほど欲しい
貴重な人材。


ただ、後天的な物なので気付かず
生活している人もいるのだとか。



ーーー私はそんなおとぎ話のヒロインを夢見ていた。




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