超貧乏でしたが御曹司に溺愛されて身も心も癒されました
式が始まる時間が近づいてきた。控室の人々が減っていき、玲一と二人だけになった。
「それじゃあ、よろしく。奥さん」
「はい、旦那様」
この人と一緒にいることに、ひとつの迷いもない。
玲一の腕をとり、まりえは前を見つめた。
幸せの扉は、もうすでに開いていた。
<了>
「それじゃあ、よろしく。奥さん」
「はい、旦那様」
この人と一緒にいることに、ひとつの迷いもない。
玲一の腕をとり、まりえは前を見つめた。
幸せの扉は、もうすでに開いていた。
<了>