虹の向こう、空と青、そして~第一章~

青春

ヨーイ!スタート!!



タタタタッ



陸上部の秋塚鼎愛「ティア」は、勢い良く走り出した。

 

水沢比呂:おーい!テア!がんばれよ!



鼎愛:誰が、テアだ!比呂のバカ!



森淳弥:仲良いのな!比呂!ww



比呂:そんなんじゃねーよ!w



高校を下校する、比呂と鼎愛。



比呂:今度の県大会、絶対勝てよ!テア!



鼎愛:じゃぁ、私にパワーを下さい、比呂君。



比呂:なんだよ?



鼎愛:比呂!今度の土曜!デートしよ!w



比呂:なんで?



鼎愛:なんででも良いから!w



比呂:解ったよ!w



鼎愛:良かった。。。涙。。



比呂:こらバカ!泣かなくても良いだろ!



鼎愛:約束よ!比呂!ww



比呂:ぁぁ



そして、宮城県の土曜日が、来た。



鼎愛:比呂!早く!早く!wワーーイww



比呂:お前は、子供か!



鼎愛:ん!何か言った?www



比呂:いいや「遠い目」。



映画を見て、喫茶店でお茶をして、それでも朝7時に家を出た二人、まだ、ランチには、早かった。



青葉城まで、来た二人。



鼎愛:見よ!比呂!あの青い空を!ww



比呂:空かぁ



で、二人のデート一回目は、幸せにおわった。



高校三年の県体会決勝。



比呂:テア!がんばれよ!「観客席から、比呂の声」。



鼎愛は、大きく手を振った。



位置に着いて・・



ヨーイ!スタート!!



タタタタッ



鼎愛は、速かった、が、間一髪の所で僅差で負けた。三位だった。

鼎愛は、泣きながら、ロッカー室にとぼとぼと歩いて行った。



月曜日になって、鼎愛は、満面の笑顔で友達とお話しをし、笑って居た。



季節は、春、夏、秋へと移り。一シーズンが、過ぎ去り様としていた。



高校、秋の体育祭の日。



淳弥:比呂!鼎愛ちゃんが、走る番が、来たぞ!w



比呂:ん?ぁ!応援しなきゃ。



ヨーイ!スタート!!



タタタタッ



学園の中で、鼎愛より、足の速い子は、いないだろう。



鼎愛は、余裕で一位を取った・・・・



淳弥:比呂!、鼎愛ちゃんが、一位だ!!w





比呂:当たり前だ、なんせテアの足は。。。



だが、鼎愛は、ゴールしても、走るのを止めない。



鼎愛は、真っすぐ、こっちに走って来る。



ドーーーーン!!!!



鼎愛が、全速力で比呂に抱き着いた音だった。



比呂:こら!ティア!恥ずかしいだろ!?wやめーいw



鼎愛:見つけた、私の青空!!私の、世界一の場所!!ww



比呂:こら!ティアぁぁぁ!



鼎愛:もう、離さない!ずぅぅぅーーと!!



比呂:こら!w、虹が、出てる、虹がぁぁぁぁ!!wwww



比呂:ティア!やめろー!www





キャスト



ヒロイン  秋塚鼎愛

主人公   水沢比呂

悪友    森淳弥



設定場所



宮城県県立青葉高校「フィクション高校」



作者    匿名希望
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