この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
帰っちゃった。

あの2人大きいから部屋がものすごく狭く感じたけど、帰ったらやっぱり広く感じるんだな。

てゆうか。
てゆうか、てゆうか!

おばあちゃん!
跡継ぎもう決まってたんですが!?

私の血なんて必要とされてませんでしたが!?

そう。
銀はもうすでに若頭というポジションに身を置いていた。
組のナンバー2。
新に関しては、銀の補佐で既婚者だった。

という事はやっぱり李梨花が言っていた通り、ただ単に心配してくれていたんだ。

新もそう言ってたもんね。

なんだよ。

そして、銀は女なんていないと言っていた。

はぁ。
どうしよう。

好きだ。

幼稚園の時も私は銀の事が好きだった。

なんで忘れちゃってたんだろ…

それより早くおじいちゃんに会いに行こう。
銀と新を思い出したと同時におじいちゃんも思い出した。
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