この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「なぁ。お前好きな奴とかいんの?」

はい?
何で急に?

あんたですけど。

「べ、別に」

「そうか…」

すると銀は私のすぐ隣まで来て至近距離でじーっと見てきた。

「ちょ、近いって」

至近距離の銀は本当にヤバいって。

「なぁ。やっぱキスしていい?」

え?

銀は私の返事も聞かずに、あごをクイっと指で持ち上げるとキスをしてきた。
すぐにあごにあった手は頭の後ろへと移動して逃げ道がなくなる。

「んっ…」

銀のキス…
痺れそうになる。

キスだけでこんなに蕩けそうになるなんて。
< 160 / 304 >

この作品をシェア

pagetop