この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
キスの音が部屋に響いて、私のお腹はまたキュウっと反応しだす。

どうなってんの?

さっき、キスしてごめんって謝ってなかったか?
なのに何でまた?

変な気起こしそう。

そしてうっすらと目を開ければ、バッチリと目が合った。
それでも銀は私を見つめたままキスを続ける。

う、嘘でしょ…

でもどうしたってホールドされているし、そもそも銀の事が好きだから嫌じゃない。
嫌なわけがない。

私には嫌がる理由がない。
銀が私をどう思ってようが。

私が銀を好きな事には変わらないのだから。

そしてキスは更に深まり、銀はついにソファに私を押し倒した。

「だめだわ。やっぱり我慢できねぇ」

我慢できないって…

「俺、お前の事好きなんだわ。どうしようもないくらい」
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