この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
本当に?

信じてもいいの?

それでもやっぱり私は銀が好きで、嬉しいと思ってしまう。

「信じていいの?」

「ああ」

銀はあの表情を見せた。
前に私を慈しむような顔をして見せた時と同じ。

「小春、好きだ。俺の女になってくれ」

「私も…銀が好き。昔も…今も」

ついに言ってしまった。
もうこの溢れる想いを隠しておく事なんてできっこない。

銀の真っ直ぐに私を見つめる瞳を前に、嘘なんてつけない。

銀はフッと笑って目を細めると私を一気に抱き上げた。

そしてスタスタと寝室へ向かう。

え、待って。
今更だけど、私今日なんの下着着てた?

上下揃ってたか?
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