この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「は…恥ずかしい…久しぶりだし」
「大丈夫。俺もだ」
そう言って銀は私の手を取って自分の胸に当てた。
トクトクと私と同じくらい早く動いている鼓動。
銀もドキドキしてるんだ。
「俺もしばらく女なんて抱いてない。そもそも好きな女を抱くのは初めてだ」
え…
「そ、そうなの?」
「ああ。なぁ、もういいか?」
「えっ!? でも…」
「いい加減、諦めろ」
銀はそう言うと私のメガネを外し、情欲の炎が灯る瞳で私を見下ろしキスを降らせてきた。
目が合ったままそらす事が出来ない。
「早く愛させてくれ」
耳元でこれまでないくらい甘い声で囁かれる。
カァッと顔が一気に熱くなる。
こんなセリフ初めて言われた。
というか、この男くらいしかこんなセリフ似合わないだろう。
普通の人なら笑ってしまうかもしれない。
何も言い返さなくなった私を見て銀は優しく微笑んだ。
「かわいい」
そして私を見つめながら大きな手が動き出し、銀の言った通りあっという間に裸にされてしまった。