この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「小春」
低くて落ち着いた声で優しく名前を呼ばれ銀を見るとキスをくれた。
優しいキス。
つい私の手は止まってしまう。
まるで私の緊張をほぐすみたいにゆっくりとキスをする。
そして下唇を吸い上げられ唇がそっと離れた。
「脱がせて」
私を見つめながら甘えるように言う銀。
私はまた服に手をかけるとスポッと脱がせた。
するとそこにはまるで彫刻の様な鍛え上げられた見事な筋肉に包まれた銀の身体が姿を現した。
そしてこれまで一度も見たことがなかった刺青が銀の身体に刻まれていた。
胸から腕全部。
たぶん背中にも…
すごい…
それしか言えない。
あまりの迫力で芸術作品を見るように、つい見惚れてしまう。