この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「恥ずかしがんなよ。余計に興奮すんだろ」
本気で嫌がってるのに全く止めようとしない。
周りの人達もいけいけ! なんて言って煽っている。
なんなの!?
私は思いっきり彼の舌を噛んだ。
彼は顔を歪め私を睨む。
「いってぇな。何すんだよ」
「皆んなの前で一体なんのつもり?」
すると彼や周りの人達が笑い出した。
「お前なんか顔と身体意外にいいところなんてないだろ。俺たちみんなで可愛がってやるって言ってんだから、な? 大人しく抱かれろよ」
衝撃的だった。
「え? どういう意味それ…」
言ってる意味が理解できなかった。
「だから、みんなでしようって」
「最低! もう別れる!」
私はそれだけ言って荷物を持つと制服の乱れも直さないまま部屋を飛び出した。
その後もちろん謝られることもなく、しかも人伝にやっぱり私は浮気されていた事を知る。
最低な形で初めての彼氏と別れたのだった。