この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
チラッと見えたけど凄い代物だ。
さすがと言うべきか。

そして上半身だけかと思っていた刺青は脚まで続いていた。

全身じゃん。

程よく厚みのある胸板に見事な腹筋。
無駄な肉なんてどこにも付いていない。
本当にモデルさながらの体型をしている銀にまた目が離せなくなる。

銀が正面から覆い被さって来ると、ゆっくりキスをしてきた。
もうすでに私はそれだけで天を仰ぎそうになる。

そこにグッと蜜で溢れた場所に圧がかかる。

「んっ…」

徐々に奥へと進む銀。

「小春っ」

名前を呼ばれたと同時に一気に奥へと貫くように押し上げられた。

「あっ…!」

つい高い声があがる。
深すぎてっ。

「痛いか?」

私はふるふると首を左右に動かす事しかできない。
頭がクラクラする。

「きっつ…」

そんな私を見てまたキスを降らせる銀は、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「溶けそうだ…くっ」

もうそこからはお互いの乱れた息づかいと、ベッドが軋む音。
そしていやらしい水音に混ざって、私の声が寝室にこだまする。

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