この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
くるっと向きをまた正面に直されると両脚を抱えて腰が浮いた所に銀の腰がぐっと深くまで沈む。
「はっ…んっ!」
ヤバい。
奥まで真っ直ぐに届いて…
「ずっと…小春とこうするのが、夢だった」
そんな事思ってたの?
「ずっと言わないつもりだったんだ」
「どう、して…あっ…」
「俺なんて…お前を幸せにできるのかって。こんな世界にいるのに…クッ」
は、激しいっ…
「銀じゃなきゃ、いやだっ…はぁっ」
なんとか気持ちを伝えたくて言葉にする。
「小春。その言葉、忘れんなよっ…」
繰り返される律動に何度も何度も声にならない声が出てしまう。
「銀っ…」
名前を呼べば、銀は私の脚を抱えたまま押しつぶすように覆い被さってくる。
こんな体勢苦しいはずなのにそれ以上に隙間がないほど触れ合いたい。