この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
しかもそんな人が、私をずっと好きだったって…

優しくて、頼りがいがあって。
大きな愛で包み込んでくれるそんな感じ。

私は自分の部屋のベッドに転がりながらクッションを抱き抱えゴロゴロ暴れる。

私には勿体無い人じゃないか!?

まさかだった。
まさかこんな展開になるなんて。
夢みたいだ。

りょ、両想いだったなんて…

「キャー」

悶えるようにクッションにしがみついて叫び声をあげる。

今更ながらとんでもない事になったんだと気づいた。

鼻血でそう。

銀を思い出すだけで、胸が爆発しそうだ。

だ、大丈夫なんだろうか。
本当に。

銀が私の恋人…

「キャー」

またクッションに顔をうずめて叫ぶ。

そしてふと昔の元カレ達を思い出した。
だ、大丈夫だよね。
銀は。

< 181 / 304 >

この作品をシェア

pagetop