この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜


壁に手をついて見下ろせば、銀が私の脚の中心に顔をうずめているのがよく見えてしまって、あまりに目からの刺激が強すぎて胸が破裂してしまいそう。

腰を押さえられていて逃げられない。

「あっ…イッ…」

また波が弾けて顎が上がった。
もう何度めかわからない。

スルッと私の下から抜けると、壁に手をついたままの私の後ろから銀が抱きしめてきてグッと入ってきた。

「あっ…!」

「クッ…入れただけでイッた」

そしてガンと更に奥へと押し上げられる。
トントンと奥へとノックするみたいに律動が繰り返される。

顎に手が周り、顔だけ振り向かされると噛み付くようなキスが更にクラクラとさせてくる。

「もっと可愛い声、聞かせてくれ」

そう言って肩を押さえられて、早くなる銀の腰つきに本当に呼吸をするのもままならなくなる。

「あっ…んっ…やぁっ…あっ」

「クッ…」

その後も何度も絶頂を迎えてしまった。


< 199 / 304 >

この作品をシェア

pagetop