この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
両親は向かった先の海外で自然災害に巻き込まれた。
熱で朦朧としている間にそんな事になっていたなんて。

なんで…
私が無理に行けだなんて言ったから…


それから数年は気持ちの整理がつかなくて、なかなか両親の死を受け入れることが出来なかった。

それでも祖父母は残された私を励まし続けてくれたおかげで今の私がいる。

高校を卒業後、私は祖父母のお弁当屋さんで働く事に。


「あー、今日はもうなくなった?」

店を閉めようとしていると、一人の男性がやってきた。
あ、この人…

「あ、はい。すみません。2つですよね?」



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