この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
ベッドに腰をかけ、素っ裸のまま私を見下ろし頭を撫でながらタバコを吸う銀。

私はヘトヘトになってうつ伏せになって動けないでいる。

「オムライス…」

私の声は細々としていて、枯れている。

「ははは、もういいよ。ありがとな」

優しいんだか優しくないんだかもはやわからん。

激しすぎなのよ。

ツンと銀の脇腹を突いた。

「加減してよ」

「してる」

髪をかきあげながらそんな事を言っている。
いちいちカッコいい。

てか、あれで?
あれで加減してるの?

こないだ初めての時もだったけど、どんだけなの。

「キツいか?」

いやいや今更言われても…。

「好きすぎて、無限にできそう」

はっず。
なんて事言うのよ。
私は枕に顔をうずめた。



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