この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
私も今目が覚めた事をメールで返信すると、少ししてから返事が帰ってきた。

"今日は仕事?"

"そうだよ。18時から"

"了解"

どれ、着替えるか。
そのまま眠ったから裸だ。

するとその時、部屋のインターホンがなった。
急いでガウンを羽織りモニターを見ると日向だった。

「はーい!」

玄関まで向かい、ガウンのままドアを開けた。

「あら。おはよう小春。おじゃまするね」

本当に友達みたい。
日向の手には買い物袋があった。
今日はスーツを着ている。

「お昼まだでしょ? 作っちゃうね」

「あ、ごめん。ありがとう」

「若頭から言われたのよ。腰抜けてるかもしれないから面倒みろって」

銀!

「若も元気ねー? ゆっくり過ごせた?」

日向はテキパキと手を動かしながら聞いてくる。

「う、うん。あのさ、銀てさ…てゆうか男ってさ…」

「ん?」
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