この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「そんな何回も出来るもん?」
「あははは! 人にもよるわそれは」
「日向も?」
「あたしは凄いわよ? 試してみる?」
「ば、ばっかじゃないの? 急に男出さないでよ!」
「あははは! うそうそ。あたしネコだから」
ネコってなに?
頭にハテナを浮かべると日向はまたおかしそうに笑った。
「とにかく、そうね。若は何回も出来るタイプなのね?」
「たぶん」
「それじゃ、小春。頑張らないとね?」
「頑張るって?」
「筋トレでもする? あ、ついでに護身術教えてあげる!」
それはちょっとだけ思っていた。
「す、する!」
「よし! とりあえず今日は夕方から仕事だし、明日からでもしてみようか」
「うん、ありがとう!」
そんな会話をしていれば、あっという間にいい匂いがしてきた。
「天津飯?」
「正解! 食べましょう」