この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
さすが姉さん。
経験豊富なだけあっていい事を言う。

「ねぇ、日向これから飲みに行かない?」

「飲みに? あたし仕事中よこれでも一応。行ってもいいけど酒は飲まないわよ」

「えー。だよね」

なんかお酒飲みたい気分だったんだけどな。

「あたしの事は気にしなくていいから、行きましょうか」

そう言って日向は笑った。

「それじゃ話し相手にはなってくれる?」

「いいわよ。それじゃスーツ着替えた方が良さそうね」

飲みに行く事が決まり一度マンションに帰って日向が着替えるのをリビングで待つ。

日向がズボンだけ履いて、上半身裸で二種類のシャツを手に持って部屋から出てきた。

日向の身体は鍛え上げられた見事な筋肉で、いかにも男の身体をしている。
もうジムで何度も見たからなんとも思わないけど。

首の他にも鎖骨や腕、背中、腹などオシャレなタトゥーで覆い尽くされている。

相変わらず細マッチョだ。
< 216 / 304 >

この作品をシェア

pagetop