この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜


「はぁっ…んっ…銀っ」

キスをしながら何とか名前を呼ぶも、すぐに追いかけてきて口を塞がれてしまう。

急にどうしたの?

そう聞きたいのに、銀の激しいキスと手から繰り広げられる甘い刺激に言葉を発することができない。

蜜を掻き出す水音と乱れた呼吸が玄関を埋め尽くしていく。

「あっ…はぁっ」

そしてグイッと下着をズラすと銀はいつの間に準備したのか、片脚を持ち上げ一気に腰を突き上げた。

「はぁっ…んっ…」

こんな玄関先で…

「お前は…俺のだろ」

そうだよ。銀のだよ。

そう言いたいのにそんな隙も与えてくれない。

繰り返される律動と激情の波に溺れてしまいそう。

ガンと奥へ突き上げられ打ち寄せた波が一気に弾けると、銀は私を抱き上げ寝室のベッドへ組み敷いた。

そして、全ての服を邪魔だと言わんばかりに次々と脱がされ床に落としていく。



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