この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「銀?」

やっと名前を呼べば、銀と目が合った。
銀の瞳は情欲の炎が燃えていた。

「小春」

私を呼ぶ声は低くて重い。

銀はそのまま覆い被さって来ると、また熱いキスをしてきた。

唇が千切れるほど強く吸い付かれる。

「小春は俺のだよな?」

また聞かれる。
そのまま片脚を持ち上げ、銀は肩に乗せる。
そしてグッと押し込まれた。

「あっ…! はぁっ…んっ! そうっだよ…」

なんとか答えるも銀の律動は激しさを増す。

「ふっ…んっ…はぁ…」

同時に下の蕾へと手を伸ばし指で回すように刺激を与えられる。

銀は私の脚を抱えて、キスを這わせている。
それが凄く切なそうで、愛おしい。
眉間にシワを寄せて熱い視線を向ける銀は、いつもより余裕がないように見えなくもない。

「どんどん綺麗になる」

え?

「これ以上どうする気だ?」
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