この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「銀っ…愛してる。銀から離れない。絶対に」

お願い。
伝わって。

こんな言葉しか出てこないけど、本当に銀だけを想ってるの。

「小春っ…クッ…もう…」

私はコクコクと頷く事しかできなくなっていた。

そして銀はガンと最奥まで貫いた。

「はぁっん!」

「クッ」

打ち寄せた波が弾けたのと、銀が絶頂を迎えたのは同時でドクンと強く脈打ってるのが中から伝わる。

なんとか息を整え銀を見る。
その顔はやっぱりどこか切なそう。

「銀、ちゃんと話して。思ってる事。我慢しないで?」

「小春…俺…。余裕なくて…。かっこ悪いな」

銀はベッドにそのまま座ると私を上に乗せた。
そして私の胸に顔をくっつけて抱き寄せた。
甘えるみたいに。



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