この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「ああ。ありがとな」

「日向ね、私達の事本当に応援してくれてて。私銀が最近様子がおかしいの気になってたから、相談してたの。だから、仲直りしてほしくてあんな事言ったの」

「わかってる。あの時はただ喧嘩売られたと思ったがな。俺こそごめんな。態度に出てたか」

「銀、これからは何かあったらお互いすぐに言おう?」

「ああ、そうだな。そうしよう」

「銀、あの時真っ先に私の前に立ってくれたね。嬉しかった、守ってくれて」

「いや、俺は何も」

「私も護身術教えてもらってるし、筋トレもしてるし、せめて逃げる力は付けようと思ったよ! だからジム頑張るね!」

「ははは。無理すんな。まぁ体力はあったに越したことないよな?」

そう言ってニヤっと笑った。

え、嘘。
またする感じ?

「大丈夫。今日は我慢してやるよ。次はどうなるかな」

と表情を一変させ一気に大人の色気を放出しながら耳元で囁かれる。

私は案の定顔を熱くさせてしまう。

「可愛いな本当に」

そう言って銀は妖艶な顔で微笑んだ。


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