この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「ちょっとだけとか無理だろ」

またそう言ってコーヒーを飲む銀。
いちいちカッコいい。

横顔めっちゃ綺麗。

「銀ー。お願いっ!」

これでどうだ!?

「あのなぁ、俺もしたいよそりゃ。それともこのままここで襲って事故りたいか?」

いや、襲うって極端だな。

「わかったよ。もう」

私もチビっとコーヒーを飲んだ。
あ、ちゃんとミルクと砂糖入ってる。

ふふふ。なんだかんだ優しいよね。
すぐにほっこりとした気分になった。

そして少しすると信号待ちで車は停車する。

私は窓の外をみながら天気いいな。なんてのんびりしていた。

「小春」

名前を呼ばれ銀を見ると、頬にチュッとキスをされた。

あ。
やったぁ!

「ふふふふ。してくれた」

「これで満足か?」

「満足」

「俺は足りねぇ。ホテルついたら覚えとけよ」

そう言って爆弾を投下された。

そして信号が変わりまた何事もなかったかのように車を発進させる。
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