この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
いやいや、リッチすぎません?
でもな、これは銀にとっても貴重な時間なんだしね。
銀のしたいようにしてもらうのが一番いいのかもしれない。

そしてついた先はなんと、かの有名な東洋の貴婦人と称される五つ星ホテルだった。
さすがの私も知っている。

嘘でしょ…

部屋取れるもんなの?
まぁ、取れちゃうんでしょうね。

そしてチェックインして向かった部屋は、スイートルームだった。

「気に入ったか?」

言葉も出ないよ…

「豪華過ぎて…震える」

「ははは。夜はきっともっと綺麗だぞ。ランチに行こうか」

そう言ってチュッとキスをくれると、レストランに移動した。

モダンクラシックなメニューのレストランはフランス料理が楽しめる所で、大好きなワインが飲めるから私のテンションは爆上がりだ。

でもここで騒ぐわけにはいかないので、なるべくお淑やかに澄ましてみる。
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