この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「せっかく綺麗な格好してるし、夜まで我慢しようと思ってたんだけどな」

そう言ってまたキスをする。

「ん…」

「抱いていい?」

私はコクっと頷いた。
私も銀が欲しい。
夜までなんて我慢できない。

二人で手を繋いで、ベッドルームへ向かった。

そっとお団子にしていた髪をほどかれる。
そしてゆっくりとワンピースの背中のファスナーを開けて、肩からハラリとワンピースが床に落ちた。

明るくて私は胸元を腕で隠した。

銀はそんな私を見てクスっと笑うと優しくキスをしてくれる。

私もそっと銀のスーツのジャケットに手を掛けた。
床に落とすのは忍びないけど。

その間もキスは繰り返されクラクラと銀の魔法にかかったみたいになってくる。

キスに夢中になっていると、いつの間にか銀は自分でシャツまで脱いでいた。

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