この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「違う。そんな事思った事ない。あんまり綺麗で…。銀には感謝しかない。ありがとう本当に。ありがとう私なんかを好きになってくれて」
「私なんかじゃない。小春ほど良い女はいない。俺をいつも照らしてくれる。俺を生かしてくれてる」
「生かしてって…」
「言ったろ? お前に救われたって。俺にとっては小春が笑ってくれて、元気な姿を見せてくれるだけで、生きる意味になってるんだ」
そこまで想ってくれてたの?
そうだよね。
銀はそういう人だ。
私の知らないところでたくさん守ってくれたおかげで私はこれまで自由に生きてこれたんだから。
「私こそ、銀に生かされてる」
「小春…」
銀は私の手をとってホテルへと歩き出した。
そして部屋に入るやいなや、熱い口付けが待っていた。