この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
私は覚悟を決める。
まさか恋人の前でこんな格好を披露する事になるなんて。
日向のテンションについ踊らされてノリノリで買ってしまった自分を今更恨む。

「銀。目、閉じてて!」

私は部屋の入り口で声をあげる。

「はいはい」

銀は大人しく目を閉じて待っている。
そして銀の後ろまで歩いて向かい、銀の目を後ろから手で目隠しした。

「ははは。なんのプレイだ? これは」

「笑わないって約束して」

「はは。わかった」

いやもう笑っとるがな。

「ぎーんー! 準備したの私だけど、めっちゃ恥ずかしいんだってばこれ!」

「んじゃ俺の上乗って」

どゆことそれ。

「まだ上だけなら恥ずかしくないだろ」

なるほど。
確かに。
このミニ丈のヒラヒラしたスカートが恥ずかしさを増してる部分があるからな。

「わ、わかった」

私はそっと銀の上に向かい合うように座った。

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