この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
チラッと窓の外を見ると周りには組員がいる。
なのに…

「んっ…どうしようっ…とま、んないっ」

「クッ…大丈夫。外からは見えない」

そう言ってガンと更に突き上げられた。
顎を上げる私の首に舌を這わせる銀。

「小春っ…離れないでくれ」

銀は私にしがみつくように腕を回す。
繰り返される律動とともに波が打ち寄せる。

「あんな姿…見られたくなかった…」

銀…

「何があっても…何を見ても…離れないよっ」

「ハッ…クッ…。どうしても、許せなかった」

「わかってる…あっ…私のため…でしょ?」

銀はまるでそうだと返事をするように腰を付き動かす。
また胸を噛み付くように口に含み、頂点の蕾を刺激される。

「はぁっ…んっ!」

腰を掴まれ私の腰を更に動かし律動を加速させる銀。

「小春は俺の全てだ。誰にも渡さない」

それを聞いたらゾクゾクっと背筋に電撃が走る。

「指一本、触れさせない」

強烈なキスとともに銀がグッと腰を突き上げると同時に二人で絶頂を迎えた。

銀から注がれる愛に満たされていく心。
銀も同じだろうか。

「安心できた?」

銀は私を見つめコクっと頷く。

「でもまだこんなんじゃ愛し足りねぇ」

やっぱり銀は銀だ。
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