この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
お腹の奥がキュウッと締まる感覚がして、波が下からせり上がってくると一気に弾ける。

シーツが大変な事になってしまった。
さすがにこれは恥ずかしい。

「やだぁ…」

「それだけ気持ち良かったって事だろ。でもまだまだこれからだ」

そう言って、カチャカチャとベルトを外す音がして銀がズボンを脱いだのがわかった。

銀は私の手を引いて起き上がらせると、なんとその手を銀の熱く硬く反り立つ場所へと持っていった。

ゆっくりと銀の手が動く。

「クッ…」

眉間にシワを寄せ、目を閉じて気持ちよさそうにするその表情に私の手は止まらなくなる。
こんなに大きい。

ギュッと上からまた握られ動きを止められる。

「もう小春の中に…」

そしてキスが振ってくると、準備をした銀が正面からゆっくりと腰を沈める。

グッと奥まで届くと私の顎は自然と上がってしまう。

「あっ…」

そこからゆっくりと律動が始まり、私を見つめながら腰を打ち付ける銀。
銀はいつも私を見る。
この目から逃げることなんて出来やしない。

< 293 / 304 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop