この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
でもそうも言ってられないんだよね。
「李梨花も新生活を迎えるし、私も前向きに考えてみようかな」
『そうだよ! 東京だって、そんなに遠くないし私達はこれからも親友には変わらないんだから』
「李梨花…。ありがとう。頑張ってみるよ」
そして後日、希さんに東京へ行く事を伝えるとそれはそれは喜んでくれた。
「なんかね、向こうで住む家も用意してくれるみたいよ? 引っ越し費用も。家賃も社員価格で三万だって」
三万? 東京で?
大丈夫なの逆に。
いきなりボロボロの家じゃないよね?
「ここだって」
そう言って見せられたのは、なんと綺麗なタワーマンションだった。
「え⁈ これ本当ですか?」
「それがね、本当なのよ。私も驚いて何度も確認したけど、向こうの都合で移動させるからって特別にって話しだったのよ」
「そ、そうですか…」
「なんかね、最初はもう少し違う場所だったんだけど、小春ちゃんの名前を言ったら後日変更の連絡がきてこのマンションに変わってたのよ。向こうに知り合いとかいる?」
「いやいや、いませんよそんなの」
あ。
そして思い出す。
新さん?
いや、まさかね。
「李梨花も新生活を迎えるし、私も前向きに考えてみようかな」
『そうだよ! 東京だって、そんなに遠くないし私達はこれからも親友には変わらないんだから』
「李梨花…。ありがとう。頑張ってみるよ」
そして後日、希さんに東京へ行く事を伝えるとそれはそれは喜んでくれた。
「なんかね、向こうで住む家も用意してくれるみたいよ? 引っ越し費用も。家賃も社員価格で三万だって」
三万? 東京で?
大丈夫なの逆に。
いきなりボロボロの家じゃないよね?
「ここだって」
そう言って見せられたのは、なんと綺麗なタワーマンションだった。
「え⁈ これ本当ですか?」
「それがね、本当なのよ。私も驚いて何度も確認したけど、向こうの都合で移動させるからって特別にって話しだったのよ」
「そ、そうですか…」
「なんかね、最初はもう少し違う場所だったんだけど、小春ちゃんの名前を言ったら後日変更の連絡がきてこのマンションに変わってたのよ。向こうに知り合いとかいる?」
「いやいや、いませんよそんなの」
あ。
そして思い出す。
新さん?
いや、まさかね。