この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
なんでうちの店になんて。

サラリーマン…だよね?
でもなんか身なりが凄いんだよな。
オーラがあるというかなんというか。

いつも綺麗なスーツを着ていて、身長も高くて、モデルみたいなんだよね。

顔も爽やかなイケメンだ。
サイドが短くて黒い髪はパキッと七三に分けている。

そして腕時計はチラッと見た感じとても高級なやつだった。

なんの仕事してる人なんだろ。

まぁ、私には関係ないか。

店を閉めて帰り支度をして祖父母が住む2階にあがり、顔をだしてから私は近くに借りているアパートに帰る。

「おじいちゃん、おばあちゃん。終わったよ」

「小春、お疲れ様。いつもありがとうね」

祖父母がニコニコと出迎えてくれる。

「今日も全部売れたよ」

「おお、そうかい。そりゃ良かった。売り子が別嬪だがらだな。ははは!」



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