この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「いやいや、それは香織さんですよ! 私なんかただデカいだけで」
バレーをしていたからか、私は無駄にデカい。
174センチもある。
実はものすごくそれがコンプレックスだったり。
いつも他の女の子よりもデカくてやたら目立つ。
それにヒョロヒョロと長い手足も、吊り上がった大きな目元も私からしたらエイリアンにしか見えない。
それこそ中学生の頃は髪も短くて、なんなら男子みたいだった。
付き合う人だって変なやつばっかだったし。
特にストーカーとかナンパとか、誘拐とか? にもあった覚えはない。
逞し過ぎるくらいだ。
もっとふんわりとした雰囲気の可愛らしい女性になりたかったわ。
「これじゃ苦労するわ」
香織さんがボソっと何か言った。
「え? すみません、聞こえなかったです」
バレーをしていたからか、私は無駄にデカい。
174センチもある。
実はものすごくそれがコンプレックスだったり。
いつも他の女の子よりもデカくてやたら目立つ。
それにヒョロヒョロと長い手足も、吊り上がった大きな目元も私からしたらエイリアンにしか見えない。
それこそ中学生の頃は髪も短くて、なんなら男子みたいだった。
付き合う人だって変なやつばっかだったし。
特にストーカーとかナンパとか、誘拐とか? にもあった覚えはない。
逞し過ぎるくらいだ。
もっとふんわりとした雰囲気の可愛らしい女性になりたかったわ。
「これじゃ苦労するわ」
香織さんがボソっと何か言った。
「え? すみません、聞こえなかったです」