この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
銀さんの胸ポケットの携帯がなると、取り出して早速登録している。
「ふふふふ」
思わず笑ってしまう。
「なんだよ」
「いや? 何でもないです」
すると銀さんはフッと微笑み私の頭をぽんと撫でた。
一瞬触れられただけで何故だかドキドキしてしまう。
というか、ずっとドキドキしている。
目と目が合い顔が熱くなるのを感じた。
ヤバ。
絶対これ私顔赤くなってる。
すぐにその瞳から逃れようと目をそらしてしまった。
銀さんはそんな私を見てまたフッと笑ってグラスに口を付けた。
いちいちかっこよすぎ。
なんなの本当に。
勘弁してよ。
相手にされるわけないのに、何を期待しているんだか私の心臓は勝手に鼓動が早まり呼吸するのが精一杯だ。