この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜

「あの人は？　あのイケメンの」

「ぎ、銀さん？」

「ええ。お似合いじゃない。彼も高身長だし。そういえば、連絡きたの？」

「は、はい。実はあの日の夜に来ました」

「ふふふっ、彼も必死ね」

どこが？

「いまいち何の電話だったかもわかりませんでしたよ。しかも私入浴中だったし」

「あははは！　入浴中に出たの？」

「出ちゃったんですよ。しかも向こうも間違えたみたいでビデオ通話だったんですよ？　だからしばらくは換気扇とお話してもらってました」

「何それ！　めちゃくちゃ面白いんだけど」

「いやいや、こっちはいつ裸晒してしまうかハラハラでしたわ」

「見せちゃえば？」

「嫌ですよ恥ずかしい！」

「ははは！　可愛い、春ちゃん」

からかわれた。