この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
「桐生のおじいちゃんてさ、今も組長してるんだよね?」
『そうだよ。まだ後継は決めてないんじゃないか? 小春が誰か組の人と結婚でもすればその人が次期組長になるかもね。ははは』
は?
え?
「あ、そういうこと…。まずわかった。ありがとね。おばあちゃんもおじいちゃんも元気でね。また連絡するね」
私はそう言って電話を切った。
ははは。
今ので全部わかった。
一瞬、桐生組の人たちは優しくていい人だと思ったけど…
なるほどね。
結局私のこの血が必要って事ね。
だから守ってくれてたんだ。
血を絶やさない為に。
そして、新さんも銀さんも幹部なんだよねきっと。
正式な後継になるには、私と結婚しないとなれないから…
だから近づいてきたんだ。
『そうだよ。まだ後継は決めてないんじゃないか? 小春が誰か組の人と結婚でもすればその人が次期組長になるかもね。ははは』
は?
え?
「あ、そういうこと…。まずわかった。ありがとね。おばあちゃんもおじいちゃんも元気でね。また連絡するね」
私はそう言って電話を切った。
ははは。
今ので全部わかった。
一瞬、桐生組の人たちは優しくていい人だと思ったけど…
なるほどね。
結局私のこの血が必要って事ね。
だから守ってくれてたんだ。
血を絶やさない為に。
そして、新さんも銀さんも幹部なんだよねきっと。
正式な後継になるには、私と結婚しないとなれないから…
だから近づいてきたんだ。