この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
へ、ヘトヘトだ…。

んで、ここどこ。

後ろを振り返ってみるもやはり誰もいない。

ねぇ!
どこかで見てるんじゃないんですかー?

助けてよ!
迷子だよ!
期待通り迷子なったよ!

いつもそこら辺にいて守ってくれてたって聞いたんですけど!?

ねぇ!

てかそういえば、私がホテル街に迷い込んでチンピラに絡まれた時も何もしてくれなかったくないか?

え?
まじ?

ついて来てない?

逆に東京だから?
近いからもう大丈夫だろって?

えー。
馬鹿みたいに歩いちゃったんですけどー。

疲れたー。
もう暗いし。

そして携帯をようやく取り出す私。
こんな事なら初めからナビを使えば…

いやナビがあったところで私はどうにもならないんだった。

タクシーを呼ぶにも車がいない。

寒いし。



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