この愛は永遠に〜危険な甘い囁き〜
本当自分を恨むわ。

すっかり恋愛脳になってしまって、上手に切り替えることが出来ない。

今日一日で得た情報量が多過ぎてパニックになりそうだ。
発狂してしまいたいくらいに。

すると私の携帯がなった。

李梨花だ!

「李梨花ぁー」

もう私は半べそをかきながら電話越しにデカい声をあげる。

『え? ちょっ、ちょっと! どしたの?』

「私のお母さん桐生組っていう組の組長の娘だったー」

『は? え? なんて?』

「だからぁー、私組長の孫だったのー」

『ええー!?』

「新さんも銀さんもだから私に近づいたんだ! うっ…」

私はいよいよベンチに座ったまま泣き出してしまう。

『ちょっと! 大丈夫!? てか銀さんて誰よ!?』

あ、銀さんの話はまだしてなかったか。
そして私は洗いざらい全部李梨花に打ち明けた。

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