高貴な財閥夫婦の猫かぶりな日常
「――――社長!申し訳ありません!」
「とりあえず、すぐに対処してくれる?
向こうには、僕から後日謝罪に伺うから!」
「はい…申し訳ありません…」
(つか、こんな初歩的なミスすんじゃねぇよ!!
無駄な仕事が増えたじゃねぇか!!
…………依鈴、悲しんでるだろうな…
電話の声が悲しそうだったし…
それなのに、強がって弁当を作ってきてくれるなんて……
健気で、ほんと……
可愛すぎ…!!!)
社員が初歩的なミスをし、早めに出勤させられた秀一郎。
冷静に穏やかに対応しているが、内心はかなり荒れていた。
そこに、依鈴からメッセージが入ってきた。
【休日出勤、お疲れ様です(。•̀ᴗ-)✧
今から、お弁当をお持ちします☆
また、会社に着いたら連絡します^_^
それとも、受付の方にお渡しした方がいいですか?】
そのメッセージを、心底愛おしそうに読んで返信する。
【わざわざありがとう!
着いたら、連絡もらえる?
できる限り、会って受け取りたいから!
ただもうすぐ会議があるから、受け取りにいけないかも?
もし連絡が取れなかったら、受付に渡しておいてくれる?】
【はい!承知しました(≧▽≦)
私の事はお気になさらず、お仕事頑張ってくださいね(♡ω♡)~♪
あと、もし時間がなくて食べれなかったとしても、気にしないでください!
その時は、帰ってこられてから一緒に食べましょう♡】
依鈴からのメッセージをなぞる。
メッセージを見るだけで、愛しさが溢れてくる。
もはや依鈴に関することは全て、秀一郎に癒しと愛情を与える。
「はぁ…//////依鈴に会いたい!
…………抱き締めて、キスをして、そのまま………」
そこにノックの音がして、女性秘書が入ってきた。
「失礼します!
○○様が来られました!
会議室へお願いします」
「あ、あぁ…」
(依鈴に少しだけでも会いたかったな…)
思わずスマホを取り、依鈴の番号を表示させた。
「………」
(ダメだ…連絡なんかしたら、依鈴を焦らせてしまう……)
「社長?
どうしました?
どなたかの連絡待ちですか?」
「………いや、大丈夫だよ。
すぐに行くから、先に行ってて」
「あ、はい。
よろしくお願いします…!」
女性秘書が、丁寧に頭を下げて出ていった。
「とりあえず、すぐに対処してくれる?
向こうには、僕から後日謝罪に伺うから!」
「はい…申し訳ありません…」
(つか、こんな初歩的なミスすんじゃねぇよ!!
無駄な仕事が増えたじゃねぇか!!
…………依鈴、悲しんでるだろうな…
電話の声が悲しそうだったし…
それなのに、強がって弁当を作ってきてくれるなんて……
健気で、ほんと……
可愛すぎ…!!!)
社員が初歩的なミスをし、早めに出勤させられた秀一郎。
冷静に穏やかに対応しているが、内心はかなり荒れていた。
そこに、依鈴からメッセージが入ってきた。
【休日出勤、お疲れ様です(。•̀ᴗ-)✧
今から、お弁当をお持ちします☆
また、会社に着いたら連絡します^_^
それとも、受付の方にお渡しした方がいいですか?】
そのメッセージを、心底愛おしそうに読んで返信する。
【わざわざありがとう!
着いたら、連絡もらえる?
できる限り、会って受け取りたいから!
ただもうすぐ会議があるから、受け取りにいけないかも?
もし連絡が取れなかったら、受付に渡しておいてくれる?】
【はい!承知しました(≧▽≦)
私の事はお気になさらず、お仕事頑張ってくださいね(♡ω♡)~♪
あと、もし時間がなくて食べれなかったとしても、気にしないでください!
その時は、帰ってこられてから一緒に食べましょう♡】
依鈴からのメッセージをなぞる。
メッセージを見るだけで、愛しさが溢れてくる。
もはや依鈴に関することは全て、秀一郎に癒しと愛情を与える。
「はぁ…//////依鈴に会いたい!
…………抱き締めて、キスをして、そのまま………」
そこにノックの音がして、女性秘書が入ってきた。
「失礼します!
○○様が来られました!
会議室へお願いします」
「あ、あぁ…」
(依鈴に少しだけでも会いたかったな…)
思わずスマホを取り、依鈴の番号を表示させた。
「………」
(ダメだ…連絡なんかしたら、依鈴を焦らせてしまう……)
「社長?
どうしました?
どなたかの連絡待ちですか?」
「………いや、大丈夫だよ。
すぐに行くから、先に行ってて」
「あ、はい。
よろしくお願いします…!」
女性秘書が、丁寧に頭を下げて出ていった。